◇閔 賢基の音楽的考察◇

ライブ情報と日々の徒然なる記録

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降りてくる音

カテゴリー : ライブ情報
降りてくる音


演奏者なら多くの人が体験した事があるだろうけれど、
アドリブ中にまだ鳴っていない次の音が頭に流れる時がある。
これが鳴る日はアドリブの流れがスムーズだったりして、
比較的良く演奏できる場合が多い。

反対にそれが全く鳴らない日もある。
そんな日はどこか演奏も硬くて、リラックスできていない事も多く、
辻褄の合わない、または統一性の無いアドリブになってしまったり、
無難に冒険をしないアドリブになってしまう事が多い。

この現象を僕は心の中で「降りてくる音」と何時の間にか名付けていて、
概念化していたのだけれど、最近読んだ
【東京大学のアルバート・アイラー:東大ジャズ講義録・キーワード編】
という本の中で、「妄聴」と呼ばれていて、その際、
鳴っている時の心の動きまで書いてあり、とても面白かったので紹介してみよう。

少しだけ引用すると、
『…演奏中にね、今演奏している音に、何かこう透明に被さってるみたいな感じで、
 一瞬、今出してる音の一瞬先を走っている音が感じられるわけ。場の音の力動が、
 どっちへ向かおうとしているか察知する能力というか。で、その妄聴の方向へ
 演奏が行かない場合もあるし、そっちに行かないようにわざとズラしてみたりとか…』

勿論、この作者の菊池成孔さん、大谷能生さんと比べられるものではないけれど、
この「降りてくる音」が鳴っている時、実際その音に向かったり、
行かないようにしてみたりする感覚は納得!でした。

この他にも、この「降りてくる音」に沿って音を鳴らそうとした時に、
思っていた音と違う音を出してしまう事もあり、その時には「アレ?」と思って
焦る時もあれば、その音自体にインスピレーションを受けて、次の違う音が
「降りて」きたりする事もある。

これは作曲する時、ピアノなり、パソコンなり、そこまで作った音を聴くうち、
その鳴っている音自体から更にインスピレーションを受けるのと同じ感覚で、
ただ、それがリアルタイムで進行しているところがアドリブで、
一度出してしまった音は消すことが出来ない。
そこが面白いところでもあり、難しいところでもある・・・。

そういえば、パソコンの作曲ソフトの「Live!」というソフトはリアルタイムで
音を加工していくソフトだった筈だ。
僕は使ったことはないが、そういったものも面白いかもしれない。


さて、次回のライブ情報を…またまた今週ですが。。


■2009/10/31(Sat)■

Place/初台オペラシティ前(広場です)
Start/11時~
Charge/投げ銭

ロータスダンスラボラトリー:ベリーダンサーNaho

東京都ヘブンズアーティストの公演です。
お時間があったら寄ってみてください!


あと…個人的にはこの日の夜、
新宿三丁目のカールモール、というバーで、
19時くらいから、チャンスさん[本名:金昌寿(キムチャンス)]の
オリジナルソングにオブリガード役?で参加します!
彼の歌、声もいいんですが、曲も良くてお勧めなので
こちらも是非遊びに来てください!
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