◇閔 賢基の音楽的考察◇

ライブ情報と日々の徒然なる記録

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語学と音と概念と。

カテゴリー : ダイアリー
今年から今更ながらですが、英語の勉強を始めました。
いつだったか、高校を卒業し、大学の受験かなにかで
「You are~」と書かなければいけないところを
「You is~」と書いてしまい、
「中学と高校では一体、何をやっていたんだ!?」と
我ながら自問自答したのを覚えています。
(授業中は専らチェスや将棋、トランプなどをしていたものです)

海外もよく旅していましたが、
ホテルや飲食店などは聞き取ろうとしてくれますし、
出会う他の旅人も英語が母国語ではない人が多いため、
僕のBroken English(壊れ過ぎ英語)と
Body Language(オーバーアクション?)とで
何とかなって(なかった?)上達していませんでした。
ちなみに旅行中、僕の壊れ過ぎ英語が一番通じなかったのは
アメリカ人とイギリス人でした。
いつかリベンジと思ってましたが今年がその年というわけです。

目標はネイティブスピーカーとのスムーズな意思疎通です。
早速、英語のラジオなどを聴いてみました。
まぁ、予想通り、何を言っているのやらサッパリわかりません。
知ってる単語もありそうなのに、まるで聞き取れないようです。
やれやれ、道のりは険しそうです。

さて、前置きが長くなりましたが、そんなこんなで
先ず、今の自分に必要な事は「正しい発音が出来ること」であることがわかりました。

つまり、自分に出せない音を聞き取るのは難しい、ということで、
「自分が出せない音は、自然と自分の知っている音に
 変換(翻訳?)されて入ってきてしまう」という部分です。

一番わかりやすい例がカタカナ英語です。
PrayとPlay、batとbut、rightとlightなど、
実際には「ア」一つとっても、何種類もあったりします。
それが頭の中でカタカナ訳されてしまうと
聞き分けられなくなってしまうわけです。

当たり前の事なのに、ちゃんと認識していませんでした。
よく考えたら、音楽でも全く同じ事が言えますね。

ある音またはメロディを聴いた際に
自分の中にその基準音が無ければ、
(自分の中に単語や発音が無い状態と同じ状態)
それはイメージとして入ってきてしまい、
「ドレミファソラシド」としては聴こえてきません。

イメージは右脳で受け取るようですが、
「ドレミファソラシド」という言語で入ってくると
それは左脳の言語野で受け取るため、
同じ音を再現させたりする事も容易になります。

一度聴いただけで同じ演奏が出来る、というのも
こういった、音を自分の中で音階という言語・記号に
置き換える(翻訳する)ことをやっているんですね。

言語で言うならある単語を言われて、
その単語をオウム返しするのと同じですが、
発音出来ない言葉だと、違う言葉として入ってきてしまい、
再現することが出来ません。

アラビア音楽では4分の1音程(微音程)が出てきますが、
これを初めて聴いた時にも、同じ現象が起きていました。
シとシb(フラット)の間の音程が鳴った際に、
「間違っている?」または「シb・・・かな?」と
無意識の内に自分が知っている音程に当てはめようとしたのでした。

ヴァイオリニストとして有名な五嶋みどりさんも昔、
常に442ヘルツで練習していたために、
アメリカへ行った際に非常に苦労されたそうです。
(アメリカでは通常440ヘルツで演奏されるため、
 すべての音が低く聴こえてしまう)

よく考えると、これはいろんな事にも当てはまるなぁ、と思います。
体術、格闘技、ダンスもそうでしょうが、
体を動かす技術を先生が生徒に伝える際にも、
自分の中にある感覚を言葉に翻訳して伝えているわけで、
生徒側にその感覚が無ければ頭ではわかっても、すぐに真似できません。

概念や考え方も、自分にその思考、発想が無ければ、
相手の言っている内容を誤って受け取っているかもしれないと思うと、
自分の中に無いのは仕方ないまでも、自分の言葉に翻訳せず、
ありのまま受け取る事が出来るような受け皿を用意していたい、と思います。

しかし、最初の発音だけでこんなにも話を膨らましておいてナンですが、
まだ発音、全然出来てないンです・・・。
例えるならば、富士山の一合目で登山と人生について語る、というところでしょうか。
「一体、何を書いているんだ!?」と、今も変わらず自問自答の毎日なのです・・・。。
COMMENT
語学が面白い理由とは、、、
自分の中の基準が邪魔をして、物事をとらえづらくしていることってありますよね。「絶対音感」にしても、世の中の音をドレミファソラシドという1つの基準だけで解釈するのは、少し乱暴だなと感じています。和音階(でしたっけ?)っていうのもありますしね。
他言語を学ぶ楽しさは、いまある基準(日本語)から解放される快感にあるのかもしれないですねー。外国語を使うと、考え方まで変わる気がしますし。そんなわけで僕は語学が好きなのです。あと、音から入るのもいい勉強法だと思いますよ!
Re:
>くまちゃん

おぉー、英語の巨匠!
僕の英語は多分、中学卒業クラスより低いかもしれないけど、
今年は頑張ってみるよ!やってみると結構楽しいね。
頻繁に話せる相手が近くにいるともっといいんだけれど。。
外国語は考え方、確かに変わるかもね。
和音階は・・・実はドレミファソラシドで説明が出来てしまうんだけど、
そこからファとシを抜いた音、所謂「ヨナ抜き」音階で、
ペンタトニックとも言われてる。
世界中の民俗音楽でも多用されてる音階だったりするんだよ。
そういう意味では万国共通語なのかもしれない・・・。
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