◇閔 賢基の音楽的考察◇

ライブ情報と日々の徒然なる記録

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ハムシーンに倒れる

カテゴリー : ダイアリー
同居しているモナさんは、亀と金魚を飼っている。
しかし、金魚はこの数日で全部死んでしまったそうだ。
洗濯物を干そうとベランダに出ると金魚の死骸が干からびていた。
なぜ死骸をベランダに?
あえて聞かなかったが、ちょっと不思議だ。

エジプトは果物が安い。イチゴも断然安い。
僕はよくイチゴを買って帰るのだが、亀がイチゴを
食べるとは今まで知らなかった。
亀は僕が近づくと頭を引っ込めるが、遠ざかると
またイチゴと格闘を始めるのだ。

さて、21日の日記を更新したその後に
沖君とその友達のアムルとマクハ(喫茶店)へ。
アムルが僕のヴァイオリンを聴きたい、というので披露。
ちょうど沖君が誕生日だったのでバースデーソングを演奏した。
すると、そのマクハ中の人が拍手をくれた。
調子に乗って数曲披露したが、帰りには
他の客も立ち上がって握手を求めてきた。
しかも帰りがけに「毎日来い」と。
マスリーは本当に音楽が好きなんだと思う。

22日、朝から楽器屋へ。
英語を話せる店主が不在で要領を得ず。
僕の英語力はかなり幼稚だが、それでもアラビア語よりは
意思疎通が図れる。そんなわけで、丸半日が潰れてしまった。
その後、楽譜を探したが、本屋はあっても、
楽譜の専門店のようなものは無いようだった。
かなり歩いて購入したのは一冊だけ。

その後夕方にウサマ氏の元へタクシーで移動したが混雑していた。
なんでも、空中紳士氏はタクシーでダラブッカを叩いたとか。
それなら僕も一つ、と思いタクシー内で演奏してみた。
渋滞だったため、周りの車からみんなが見ている。
中には車の音楽を止めこちらに注目する人も。
いや、危ないから前見て運転しなさいよ、と言いたくなる。
演奏が終わった後にはタクシーの運転手の態度が変わっていた。

さて、ウサマ氏はなんと、レッスンのカリキュラムを作ってくれていた。
残念ながら僕の滞在が長くない事を話したところ、
3時間の間、みっちり教えてくれた。

思えば前回、数々の疑問点を解消してくれたのもこのウサマ氏。
今回3人もの先生に教えてもらったが、間違いなく
ベストの先生はこの人だろう。
カセットや譜面も用意してくれており、理論的に教えてくれ、
図解もしてくれる。
その他にも、彼の家はナセルシティにあり、僕の住んでいる場所から
遠いのだが、「タクシー代がかさむだろうから、次から
住所を教えてくれれば車でレッスンに行ってあげよう」、と言ってくれる。
時間外手当てとして、また譜面やテープを用意してくれたので
多めに支払おうとしても断固として受け取らない、など、
音楽性のみならず、人としても今後も付き合っていきたい、と
思わせられる。
彼は西洋音楽も学んだ経験があるが、
やはりアラビア音楽を一番愛している、と言う。
もしもまたエジプトに来るのなら、彼にまた習いたいと思う。

さて、レッスンが終わり、また沖君と再会。
彼は翌日日本へ帰る、ということで最後の日だった。
思えば、上田さんを除いて一番行動を共にした日本人だ。
英語もアラビア語も堪能な彼の今後も楽しみだ。

家に戻るとヒシャムさんとホサムさんが来ていた。
ホサムさんは初めてだったので自己紹介したところ、
「もう知っている、有名だよ」と言われた。
モナさんがみんなに話しているのだろうか?
ヒシャムさんからは、「ビジネスの話なんだけど
演奏を頼みたいという人がいるが、出来る?」などと
言われたり。しかし、日程的に難しそうだ。

さて、帰宅後からだろうか?
喉の痛みを感じるようになった。
噂に聞いていたハムシーン(ダストストーム?)で
一発で喉をやられ、熱が出てしまった。
そのため、金曜日の23日は丸一日寝て過ごした。
(本当はラドワンの両親の所へ遊びに行く予定だった)

さて、本日24日、風邪はまだ治らず。
しかし、一昨日に約束した楽器屋へ行き、
梱包された荷物を預かり郵便局へ。
対応が遅いと思って奥を除くと、ゴザのようなものを引いて
お祈りをしている。
前回には大きな荷物も大丈夫と言っていたのに
持って行くと「規格外だから無理」とアッサリ断られた。

その後、埒があかないのでFedexから送ろう、と
タクシーを捜すと、郵便局長自ら送ってくれるという。
ありがたく乗車し、しばらく乗っていると、幾ら払う?と言ってくる。
馬鹿みたいな値段を言ってきたので、交渉したが決裂。
わけのわからない場所で降り、荷物を降ろす。
違うタクシーの運転手を拾い、ようやくFedexへ。
ところが、ここで荷物を送ろうとしたら、人が往復するよりも
高い値段に愕然!(17万円以上!)

諦めて再度楽器屋へ戻り、送ってもらえないか、と相談した。
またしても英語を話せる店主不在で、しかも今日中は
わからないからまた明後日、ということに。
エジプトは日本に比べると時間の流れがゆったり感じるが、
事務的に済ませたいところもゆったり過ぎて、
ビジネスをするのは大変だろうな、と思わせられる瞬間だ。

その後、モナさんと合流。
僕と会わせたい人がいるとのこと。
ワギー、という画家の家に案内された。
センスのいい内装、そしてピアノもあった。
彼の描いた絵の中にアダムとイブの物語があり、
数枚に亘って物語が展開されているのだが、
それも素晴らしいものだった。
(アダムとイブの物語はムスリム、キリスト、ユダヤ共同じ)
彼は既にモナさんに聞いていたのか、
僕のヴァイオリンをとても楽しみにしていたらしい。
あいにく持ってきていない、と言ったら悔しがり、
「滞在中に是非聴かせてほしい」と。

聴衆あっての演奏者。
そう言われては演奏しようとは思うものの、
どうも僕はスケジューリングが下手らしい。
日本にいるのと変わらず忙しくなってしまう。
ちょっと本気で考えた方が良さそうだ。

さて、観光にも体力が必要だ。
帰って寝て、風邪を治すことに専念することにしよう。
COMMENT
かぜ、お大事にして残りのエジプトをたのしんでくださいね!
お大事に~。
残された日数が少なくなってくると ついつい無理しちゃいそ~だけど、ゆっくり静養してくださいね! エジって元気な時は 大地からエネルギーが身体に入り込んでくるような感じがするけど、ヘタばってると 逆に大地に吸い取られそうになるので 気をつけてね~。。

それにしても ひぇ~っですね!なんとも その日によって話しがコロコロ変わるアラブ風というか・・・(汗)。 無事に 荷物を送れることを祈ってます。担いで帰るの大変そ~だもんね。。。 がんばってくださいまし!
re
>尋子さん

風邪、治って楽しんでますよ!
エジプト、好きになりましたから!

>ノリコさん

エジプトは空気の悪さを除けば
概ねいいですね。
荷物の件はほぼ解消です。
あとは僕の最後のレッスン、ってところですよ。
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